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あれ以来、《お・も・て・な・し》という言葉がはやっている。僕の皮肉っぽい駄洒落で、デーブ・スペクター(
@dave_spector)流に言うと、「おもてなし ⇒ 表無し、つまり表が無く、裏世界」なにか、裏で蠢くあの方達の世界のようですね、……。勿論、クリステルさんは、そんな意味で言っている訳ではないのは承知していますが、……。
そこで、《おもてなし》ってどういう意味か、広辞苑(第三版)を引いてみたが、載っていない。広辞苑にも無い言葉だった。《お》は接頭語だから、《もてなし》《もてなす》を引いてみると、
もてなし【持成】とりなし。とりつくろい。たしなみ。ふるまい。取り扱い。あしらい。馳走。饗応。……とある。
もてなす【持て成す】とりなす。処置する。取り扱う。面倒を見る。自分の身を処する。取り上げて問題にする。そぶりをする。見せかける。歓待する。ご馳走する。……とある。
漢字で《持成》と書くのは知らなかった。語源は
「モノを持って成し遂げる」「表裏なし」つまり表裏のない(裏心がない)「心」なのだそうだ。
ところで、こういうのが《おもてなし》?
僕はそうは思いませんね。
女将たちがずらりと並んでお出迎えかお見送りか知らないが、この行列の前を通って旅館に入るって、僕にはできないね。
照れ臭いのと同時に、《かたち》だけのお辞儀をされても嬉しくもないし、むしろ不愉快。お殿様になった気分で嬉しい人もいるのでしょうが、大袈裟で馬鹿げていると思うんだけど……。
こういうのって、女将のレクチャーがあって、頭の下げ方が足りないとか、腰は45度に曲げなさいとか喧しく教育されるんでしょうね???
まぁー、このような旅館に僕が行くようなことも無いのですが、これを真似した《かたち》だけで《おもてなし》を勘違いされるのがもっと厭味ですね。何事も行き過ぎ、遣り過ぎは避けた方が良さそうだ。心をこめた《
小さな気くばり、心くばり》で十分なのです。
(この画像は、このような場面をNHKの報道番組で見たのだがデジカメし損なったので「おもてなしの写真」で
検索したらありました)