2014年1月26日日曜日

1/26(日)2014:ショスタコーヴィチ 森の歌:奈良饗+NSK混声合唱団

奈良交響楽団+NSK混声合唱団+CAC混声合唱団+NHK奈良児童合唱団による、宮沢賢治の詩による作品(萩京子・林光作曲)と、ショスタコーヴィチのオラトリオ:《森の歌》を聴きました。
森の歌、200人を超える合唱団とオーケストラ、迫力があってとても良かったです。

だけど、1 僕は歌曲・合唱曲は正直言ってちょっと苦手でして、(合唱団の皆さん、ご免なさいね)……。言語は左脳で、感情は右脳で、とよく言われますよね。僕はどちらかと云うと右脳派なので、言葉(歌詞)は殆ど聞いていないようです。音楽が好きだから合唱も楽器として聴いているんですね。オペラは、……もとよりイタリア語やロシア語ドイツ語は全然解らないのですが、《魔笛》にしても《トスカ》にしても好きす。歌詞が解らなくてもオペラっていいですよね。音楽がいいんですよ。ウィーン歌劇場で《スペードの女王》を観てすっかり虜になってしまいました。
今日の宮沢賢治の歌詞も、言葉がよく聞き取れない(加齢によるもの?)けれども静かでいい曲でした。

だけど、2 休憩時間に、森の歌の解説を読んでいたら、……ショスタコーヴィチは、スターリンの独裁的な政治に憤慨し、風刺的な内容を盛り込んだ交響曲を作曲したら、それをスターリンに見抜かれ、身の危険まで追い込まれ、批判から逃れるために、ところどころにスターリンを称賛する作品を創ったのが、この《森の歌》だそうで、初演時に大喝采を受けたが、屈辱のためアブサンを浴びる様に飲んで一晩中泣いたと云う。スターリンが死去すると即座に、歌詞を改定した、という逸話がある。今でもなお、ロシアではあまり演奏されることはないと云うことです。政治に翻弄された音楽なようですね。
……森の歌にはこのような逸話があると云うので、歌詞に興味があったが聞き取れなかったので、解説の中に翻訳した歌詞書き込んでくれればよかったかなーと思いました。
音楽的にはとてもいいと思いました。感動!!!しました。

このNSK混声合唱団は、身体障害者と健常者が一緒に音楽を楽しむ合唱団だそうです。……ついでながら。