「そして父になる」でカンヌ映画祭の審査員賞を受賞した是枝裕和監督作品「誰も知らない」を奈良国立博物館で観る。
奈良には映画館が一軒もありません。そこで、ならシネマテーク(なら国際映画祭)と云うのがあって、奈良の街の各所で、良質な映画がかかります(ワンコイン)。
この奈良国立博物館は、建築家吉村順三の設計で名建築です。緩い屋根勾配で奈良公園の環境に合った穏やか建築です。
「誰も知らない」は、主演の柳楽優弥が2004年度の第57回カンヌ国際映画祭において最優秀主演男優賞を獲得した作品です。
映画を観ていて身につまされる思いがしました。僕は親に捨てられたわけでもなく、子供時代はそれほどに裕福ではなかったがそれなりに幸せな子供の時を過ごしてきたが、そういうことではなく、‥‥人はいずれ独りになり家族が消滅する時が否応なく来るのです。
僕もいい歳になった。両親とは既に死に別れている。妻君が(逆に僕が)逝くと独りになって、家族という形が消滅することになります。もしそうなったら、‥‥などと考えながら重い気持ちで映画を見終わった。
映画上映後、是枝裕和監督と河瀬直美
この奈良国立博物館は、建築家吉村順三の設計で名建築です。緩い屋根勾配で奈良公園の環境に合った穏やか建築です。
近鉄奈良のバス停まで来ると既に7時半を過ぎていた。最終バスは8時1分なのでそれまでに軽くパンでも食べておこうとリトルマーメイドで3種類のチーズをのせて焼いたパンを食す。